イイダ傘店

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イイダ傘店15周年記念展覧会
「 翳す-かざす- 」 開催報告

 
2020年9月8日~9月13日に東京・青山のスパイラルガーデンにて展覧会を開催いたしました。
大変な状況にも関わらず、6日間でのべ8000名以上の方々がご来場くださいました。
こちらで展覧会の模様を一部ご紹介させていただきます。
ご来場いただいた皆さま、気に留めてくださった皆さま、誠にありがとうございました。

 
 
【 翳す 】


「"傘"は"翳す"からきている
 "翳す"は"羽"からきている
 街中で誰かが傘を広げる瞬間、
 僕はそこになにかわくわくするものを感じる
 それは鳥が羽を広げる瞬間に似ている」

イイダ傘店がスタートしてから今日に至るまでに発表してきた241本の傘を使い、スパイラルガーデンの空間を彩りました。空に翳された色とりどりの華やかな傘の群れが、羽ばたくように舞い上がる情景を表現いたしました。
 
 
 
【 アトリエ 】

傘作りの制作現場であるアトリエの様子を、実際に使っているミシンや道具を用いて再現。また、一本一本手作業で仕上げていく傘制作の様子を、本展覧会のために特別に制作された映像でご紹介いたしました。

 
 
 
【 傘 】


2005年より、年に2回開催してきた傘の展示受注会。
これまでに発表してきた傘は380種以上。
そんな歴代の傘の中から個性豊かな11種の傘にスポットを当てて展示しました。傘という小さな世界に様々な可能性を見いだしてきたイイダ傘店の傘をご紹介いたします。

二重張りの傘 / 動物手元の傘 / プリント柄の傘 / アイスクリームの傘
アンティークレースの傘 / 穴のある傘 / 陶器ボタンの傘 / 折り紙の傘
陶器手元の傘 / ガラクタ手元の傘 / ほぐし織の傘
 
 
 
【 部品 】
 

たくさんの部品から成る傘を分解して、小さな一つ一つの部品を可視化して展示。一本の傘ができるまでには、まず小さな一つの部品が作られるているということを想像しながらご覧いただきました。

 
 
【 職人 】
 


 
傘の字には人という文字がたくさん入っていて、傘はそれだけたくさんの職人が携わって出来ているもの。
イイダ傘店の傘は布地や傘骨、手元など全てのパーツが日本各地の職人の仕事を経て作り上げられています。普段は目にすることのない傘作りの裏側を、本展覧会のために特別に制作された映像でご紹介いたしました。

 
 
 
【 オーダー会 】
 

 
15周年を記念して、アーカイブから選べる日傘、晴雨兼用傘、雨傘のオーダー会を開催。これまでに発表してきた中から厳選した100種類以上のテキスタイルをご用意し、お好みのデザイン、手元、サイズ、名入れをお選びいただきました。
 
 
 
【 スケッチ 】
 

 
傘のテキスタイルができるまでの原画や、そのアイデアの元になる日常のスケッチ等を、イイダ傘店のデザインを生み出してきた飯田が使っている机を用いて展示。引き出し内にはアイディアソースや資料、印刷物など…デザインのヒントとなるようなものが入っているとか、いないとか。
実寸で描かれた大きな原画から、普段持ち歩いている小さなミニスケッチブックまで、白い紙から始まる傘のストーリーをお楽しみいただきました。
 
 
 
【 特別企画 】
 

 
15周年を記念した冊子「イイダ傘店の十五 43voices」を出版。
また、館内連動企画として、スパイラルマーケットではグッズの販売、オンラインストアではテキスタイルのカット販売、スパイラルカフェではイイダ傘店監修のナポリタン、メロンソーダ、コーヒーフロートのご提供、ネイルサロン「Naila」ではコラボレーションネイルをお楽しみいただきました。
 
 
 
【 展覧会概要 】

主  催、、、、、、イイダ傘店
会  場、、、、、、スパイラルガーデン
企  画、、、、、、heso
会場設営、、、、、、square4
会場協力、、、、、、株式会社ワコールアートセンター
後  援、、、、、、株式会社パイ インターナショナル
冊子デザイン 、、、、、、Satolu Simizu (suimok)
映像制作、、、、、、石原大輔 (Creative Hub Swimmy)